IIJmio、音声通話対応格安SIMカード提供開始!従来の姿勢は何だったのか?

個人的に好きな企業の一つであるIIJ(インターネットイニシアティブ)の個人向けに提供しているIIJmio 高速モバイル/Dサービス。

Iijtel

この度、070/080/090番号を利用した音声通話機能付きのSIMカードを3月13日から提供することとなりました。既に競合他社では、So-netと日本通信が同様のサービスを提供していますが、今回、IIJも音声通話サービスを提供することにより、 “1代目” 需要をターゲットとする音声通話機能付きドコモMVNOサービスはさらに競争が加速しそうです。

「音声通話を提供しない」からどうして方向転換したのか?

IIJの開催するイベントでIIJの堂前氏から「070/080/090番号を使った音声通話サービスは我々は提供しない。あくまでもIIJはインターネットを提供する会社であり、データ通信のサービスの提供に重点を置きたい」とありました。

今回、IIJが音声通話機能付きSIMカードを提供することは、従来のIIJの姿勢が一変したということになります。

既にドコモの回線を利用したMVNO業界はGoogleがSIMフリーのNexus 5、アップルがSIMフリーiPhone 5c/iPhone 5sを契約なしに販売を進め、IT系に詳しいアーリーアダプターからマジョリティにMVNOのターゲットが変わってきました。マジョリティの大半は「既に使っている携帯番号を使いたいけども、既存キャリアのあまりデータ通信をしないのに高額な料金を支払いたくない」という層だと思います。So-netや日本通信がその層につけ込んで音声通話対応SIMの提供を行っているのですが、IIJがこれに追随したことで、ドコモMVNO業界においてデータ通信専業の会社が音声通話対応SIMの提供を始めるのは大きな節目ではないかと個人的には考えます。

音声通話対応だけじゃない!ファミリーシェアでドコモ本家はどうなる?

個人的にも、IIJが音声通話対応SIMの提供の他にも既存プランのクーポンの増量を発表したのですが、ファミリーシェアプランの破壊力があまりにもすごい。

ファミリーシェアプランは音声通話対応SIMを契約しなければ、SIMを3枚最大で利用できて3GBの高速通信が2764円。ドコモ本家は3GBの高速通信可能な「Xiデータプラン ライト割」を提供していますが、端末購入時の月々サポートがなければ月3791円となります。この価格にはmopera Uのプロバイダ料金を含まないので、IIJのファミリーシェアプランがあまりにも破壊力が強いことがわかります。

IIJではインターネット黎明期から築き上げてきた国内最大級のバックボーンがあるため、ドコモ本家と契約すると接続することになるプロバイダ「mopera U」の細いバックボーンにドコモ本家はIIJに太刀打ち出来ないでしょう。

個人的に圧倒されてしまったIIJの発表。日本通信の追随を期待するのですが、果たしてどうなるのでしょうか。

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