数の暴力のソフトバンクWi-Fiスポットが5GHz帯進出で脅威

ソフトバンクの公式プレスリリース(→「ソフトバンクWi-Fiスポット」の利便性向上に向けた取り組みについて)を見ると、従来、暗号化なしのSSID「0001softbank」を垂れ流してきた「ソフトバンクWi-Fiスポット」が、認証方式が、従来のMACアドレスで、契約者を認証する仕組みから、SIMの情報から認証を行う「EAP-SIM認証」に変更することで、数秒でソフトバンクWi-Fiスポットに接続することができるようになったり、アクセスポイントの5GHz帯への対応などの改善が順次実施されるとのことです。

対応機種は、iOS 5以降のiPhoneやiPadとあるので、ソフトバンクのメインである大多数のiPhoneユーザーには恩恵が受けられる模様。

個人的に、セキュリティを全く意識していなかったソフトバンクが、WPA2エンタープライズのWi-Fiスポットを展開していくのは、少なからずとも、他社から刺激を受けて、良い方向に向かっているのではないかと思います。

しかし、気になるのは、ソフトバンクWi-Fiスポットは、全く干渉などを意識せず、とにかくアクセスポイントを置きまくって、スポット数の数を稼いできた点。いくら、認証方式が、ソフトバンクWi-Fiスポットで変わっていても、漏れだす電波は、家庭用Wi-Fiルーター、モバイルWi-Fiルーター、docomo Wi-Fiやau Wi-Fi SPOTと兼用なので、ソフトバンクのジャイアニズムで、無線LANとして利用できる帯域を食いつぶしてしまったら、兎にも角にも、干渉を無視して設置したソフトバンクWi-Fiスポットが、他の無線LANを使いたいユーザーにとってみれば、迷惑極まりないのは変わりないでしょう。

恐らく、ソフトバンクWi-Fiスポットの足回りは、iPhoneでは対応していない2.5GHz帯のAXGPの「Softbank 4G」や1.5GHz帯の3Gの「ULTRA SPEED」に逃しているのでしょう。これはこれで、ソフトバンクのiPhoneのトラフィックをうまく逃がそうと考えていると思うのですが、Wi-Fiスポット自体、それらの電波が弱い、もしくは届かないところにあれば(ry いい加減、バックボーンは固定回線にしてください。切実に。

数の暴力で、Wi-Fiにとって、多くのチャネルがあり天国な5GHz帯も、ソフトバンクWi-Fiスポットに食い潰されるとなると、他社のdocomo Wi-Fi、au Wi-Fi SPOTはもちろん、一般の無線LANを使いたい人にとって、非常に迷惑極まりないのが実態でしょうか。暗号化をソフトバンクWi-Fiスポットもかけてくれたので、変に他社スマホから、ソフトバンクWi-Fiスポットに繋がって、認証ができずに、インターネットに出れない状況は、暗号化なしの「0001softbank」がなくなってくれれば、これはマシになるんですが。

ソフトバンクに限らず、ドコモやauも同じく、Wi-Fiスポットの数を増やすというのも意識しているみたいですが、ある程度は、Wi-Fi機器が増加している中で、仕方ないと割り切るのも必要ではないのかなと考えています。

しかしながら、いい加減、大手チェーン店などは、NTT-BPなどが音頭をとって、固定の光回線がバックボーンで、auやソフトバンク、ドコモのWi-Fiスポットをうまくアクセスポイントを集約して、高品質なWi-Fiスポットを作ってくれないのかなと思います。

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