そろそろ、LTEエリアをまともに広げないドコモを見限るときが来た

2012年12月から始まる大幅な事務手数料の改悪。ドコモショップでのスマートフォンへの顧客対応をスムーズに行うために、事務手数料を取れるところから取って行きたいようだけれども、FOMAの揺らぎない「ドコモ品質」がXiへ受け継がれていれば、ドコモショップの丁寧な快い対応のためにも、少なくとも目を潰れたでしょう。でも、ドコモと契約しているユーザーとして、「ドコモ品質」を期待している以上、納得が行かないところがあります。

広がらないLTEエリアとひどい通信速度

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※ドコモHPより(2012年11月10日現在)

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※auサイトより(2012年11月10日現在)

ドコモのXi(LTE)サービス開始が2010年12月24日。後少しで、サービス開始から2年、Xi対応スマートフォンが発売されておよそ1年となります。もうそろそろ、東京都内の山手線内のLTEエリアが完璧にできていてもおかしくないのに全くできていない。垂直立ち上げらしいauのLTEは山手線内は完璧だというデキ(あくまでも参考だが)。

個人的な憶測ですが、670万(2012年10月速報値)という他社よりLTEの契約数が先行していても、ドコモは2年前と同様に、FOMAの契約数がまだまだ(参考:FOMA契約はドコモの全契約数の約88%)なのだから、2GHz帯の5MHz幅のみでしかエリアを広げない方向でいるのでしょうか。その理屈が通れば、多少難しい話になりますが、うまく電波の飛ぶところを調節して、干渉を防ぐために、一から実地調査を念入りにすれば、どうしても、エリア拡充が難しいというところが出てきてしまい、エリア展開が遅いというところがでてきてしまったのでしょう。

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これが土曜日17時台・池袋駅東口でのXiのスピードです。これだけでは、客観的に遅いとは言えないのですが、最近、全くスピードが出ないようになりました。Xiの契約者数も順調に増え、Xi対応のスマートフォンも多く売れれば、1つの基地局で支えなければならない人数が増えて、エンドユーザーのスループットが下がってしまうのは当然です。しかし、最近は、混雑時はLTEと呼べないようなスピードが出たり、下手したら、FOMAのほうが快適な感じになっています。

これも、最大・下り37.5Mbpsしか出せない2GHz帯の5MHz幅しか用いないエリアのみが増えていて、それに670万という膨大なXiユーザーを支えていると考えれば、池袋でのスピードテストの結果を妥当としか考え得ません。

2GHz帯での10MHz幅のLTE運用を早急に

繁華街だけではなく、公共施設などトラフィックが集中するようなエリアを中心に、10MHz幅運用を早急にお願いします。Xiのサービス開始時に、ドコモの山田前社長から聞いた「LTEは高速・大容量・低遅延。LTEは3Gの3倍の収容能力がある。」という言葉。トラフィックが集中するようなエリアでは、Xiスマホが1年前から順調に売れているので、そこそこの人数をうまく収容できるのではないでしょうか。2GHz帯だけでも、10MHz幅を利用したエリア展開をうまく進めていけば、今よりはマシなエリアになっているはずだ、と素人ながらも考えてしまいます。

通信インフラは公共のインフラ

ドコモが一番欠けているのは、「通信インフラは公共のもの」という意識。ドコモも営利企業なので、LTEも商売の道具であるのは事実ですが、総務省から電波を割り当てられて、それを使って公共の通信サービスをしていることを忘れている。これから、インターネットがより積極的に使われていくようになって、インターネットの接続速度も求められていくようになると思いますが、ドコモが、それらのニーズを把握せず、目先の利益だけに囚われて、事務手数料を値上げしたり、Xiのエリアを広げなかったり。

モバイルインターネット事業も寡占で、殿様していればいくらでも儲かるという発想がドコモの経営陣にはあり、KDDIみたいに、客から金を取ってサービスしている以上、積極的にLTEエリアを拡充するという発想はドコモにはないはず。この会社の未来は真っ暗です。

さて、KDDIさんが、ドコモのXiのモバイルWi-Fiルーターみたいな、LTE対応ルーターを+Xi割みたいな感じで出していただければ、ドコモの解約金を払ってでも乗り換えたいんですが。わがまま言ってごめんなさい。

※参考 携帯・PHS関連@Wiki – 携帯電話基地局免許数(平成24年6月9日現在)

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