富士通東芝のドコモ向け2012年冬モデルの内覧会に行ってきた

先日の日曜日、都内某所で、富士通がドコモ向けの内覧会を実施されると聞き、国産メーカーのスマホの出来はイマイチそうな気がするけども、行ってみるか、というノリで行って来ました。

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ステレオタイプで考えていて、ごめんなさい、富士通さん。ARROWS Vにおいて、富士通がスマホの本格的に力を入れるようになってから、短期間で飛躍的に全部入りスマホを極めていて、良い意味で裏切られました。発熱とかは使ってみないといけないけれど、タッチパネルのチューニングがうまくされていて、Xperiaのようなヌルヌル感を実現していました。アプリの動作などもTegra3で1.5GHzのクアッドコアを搭載していて、非常に軽快。

すごいのは、富士通の担当者さん曰く、2012年冬モデルからは、富士通から発売されるドコモ向けAndroid搭載端末は、プリインアプリのアンインストールが完全に可能だそうです。ドコモのSPモードメールアプリなども含めてとのことです。

ARROWS Vを見てみる

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通知パネルを下ろしてみたら、こんな感じ。この辺りは好き嫌いが反映されるところではないかと思います。

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上は、2012年冬モデルのARROWS V、下は、旧機種で2011年冬モデルのARROWS X LTE(F-05D)。

写真ではわかりにくいのですが、ARROWS Vのほうが色の濃淡がはっきり出ていて、非常に見やすい。発色もいかにも日本人好みで、サムスンの有機ELとは違う感じ。この辺りも個人の好き嫌いが出ると思うのですが、たった1年で液晶においても、新しく開発した特殊技術を用いて、非常に見やすくなりました。これは一見の価値があるのではないかと思います。

ARROWS Vのカメラもすごかった

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カメラは1310万画素。カメラアプリの起動もとても早く、撮った画像も非常に綺麗。ズームをしてみても、画質的に問題はありません。

富士通の担当者さん曰く、「富士通独自の技術で、赤味を強調して人物や食べ物が誰もが綺麗と思うようにしている」とのこと。どこか、レストランなどで食べ物を撮るには最適ですし、手軽に記念撮影もできて便利そう。ARROWS Vの購買層が積極的に使いそうなシーンをうまく突いてきていると思います。

ARROWS Tabも見てきた

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ドコモのXi対応で、防水10インチタブレットのARROWS Tab(F-05E)。触ってみた感じ、iPadには及ばないものの、1.7GHzのクアッドコアのCPUを搭載していて、全体的なデキが結構良さげでした。

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DTCP-IP対応で、スカパー!の番組もダビングして再生できるデモを行なっていました。

しかし、ARROWS Tabのブースで富士通の担当者さんと話をしていたんですが、iPad miniなどの小型のタブレットが市場に多く出回っている中、10インチの大型のタブレットを、個人ユースで、外に持ち歩いて使う頻度は少なくXiが不要で、Wi-Fiで十分といった方や、自宅でメインの利用で防水のARROWS Tabを欲しくても、ドコモと契約するのが面倒といった方などが多く、あまり売れないのでは?、と思って、その旨を伝えたのですが、「ドコモさんの割引を積極的に使っていただいて…」とお茶を濁していました。

おそらく、現場レベルでは売れないということがはっきりわかっているのでしょう。憶測ですが、ドコモの言いなりになって、とりあえず機種として出したか、富士通の経営陣がとりあえずiPad対抗のタブレットで、ということで作ったのがARROWS Tabなのでしょう。

個人的には、7インチでNexus 7のようなWi-Fiだけの、価格をなるべく抑えた防水タブレットがあれば、かろうじて国産としての差別化をうまく図れるのではないかと思いました。

個人的に

富士通の現場レベルでは何をすれば、消費者に喜ばれるのか、売れるのか、というのはわかっているとは思いますが、やはり、ドコモ、もしくは富士通の経営陣の影響で、うまく自由にモノを作れていない印象がありました。モノとしては非常にいいんですが、全部入りのスマートフォンやXi対応の10インチタブレットが果たして、このままの方向性でいいのかと個人的に考えさせられました。

今まで、iPhoneやGALAXYなど、海外メーカーのスマホばかり注目してきしたが、国産メーカーも非常に頑張っているのは事実。販売側のドコモもauの田中社長みたいに、今までの利益に拘らず、大胆に物事を進める必要性があるのではないかと思いました。

早い話、ドコモや国産メーカーの経営陣は、積極的にエンドユーザーのウォンツを、より知る必要があるのではないでしょうか?内覧会で現場の担当者さんとお話ができたのはとても良かったのですが、ぜひとも経営陣の皆さんから、ARROWS Vなどの魅力を語っていただきたかったです。

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