auの4月10日に導入するデータ通信の品質を改善する「EV-DO Advanced」には期待

2012年4月10日から、auがデータ通信において、基地局ごとの混雑度に応じて、端末の通信する基地局を決定し、実効速度を上げる技術を導入します。「EV-DO Advanced」は既存の基地局のソフトウェアの更新で対応することができ、利用者の端末のアップデートは一切不要で、対応端末もauのiPhoneも含め、現在発売されている機種はすべて利用できるらしいです。(参考: auが「EV-DO Advanced」4月10日導入、実効速度が平均2倍に  – ケータイWatch

個人的には、この技術にはかなり期待しています。

3月に東京ビックサイトで行われる某イベントに行ってきたのですが、愛用しているGalaxy S2 WiMAXでの3Gデータ通信の速度が下り50kbpsと落ち込み、ツイッターの接続などが非常に厳しい状態でした。イベントの参加者は大まかに見積もって5万人程度なのですが、auのシェア(ここでは30%)を踏まえると、auの端末を持つのは15000人で、その30%がスマートフォンを持っていると仮定すると4500人。4500人がバックグラウンドで通信するスマートフォンを持って、東京ビックサイトという一つの場所に集中すると、基地局が大変なことになっていると思います。

そこで、「EV-DO Advanced」が導入されると、基地局の混雑によるデータ通信の速度低下には、ある程度の効果が得られるのではないかと考えます。実際、東京ビックサイトのようなイベント会場に、複数の基地局でカバーし、それぞれの基地局の混雑度に応じて、端末の通信する基地局を選択することができるのならば、一定期間に人が一斉に集まるという際にも、移動基地局の配備でカバーしなくとも、既存の設備で、少しはデータ通信の品質も向上するのではないのではと思います。人口が8万人の某市で行われる花火大会に、人口の10倍の80万人が来場する場合で、普段は人口8万人の市で使われることを前提に設置されている基地局なども、「EV-DO Advanced」を活用することで柔軟に対応していただけたらと思います。

個人的に思うのは、短期間で人が集まるようなイベントなどで効果が得られやすいのではないかと。

蛇足ですが、ビックサイトの某イベントでWiMAX通信をONにしたら、下り1Mbpsが安定して出るようになりました。全体的に、WiMAXの加入者数も増えてきて、速度も低下気味ですが、ツイッターなど文章中心のコンテンツの閲覧に関しては十分です。しかし、スマホでのWiMAXは電池バカ食いで、普段端末を使わないときには、WiMAXをOFFにするので、「EV-DO Advanced」で何とかなれば。あと、ソフトウェアのバグで通信障害の原因にならないようにお願いします。

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