富士通が開発中のらくらくスマートフォンに期待していることと必要と思うこと

富士通が、高齢者向けに「らくらくフォン」のAndroid搭載版スマートフォンを発売するとか何とか、某所で書かれていますが、個人的には期待したいと思うところです。

富士通といえば、Androidスマートフォンの部門では、富士通東芝として開発したau向けスマートフォン「IS04」があまりのできのひどさで酷評、au向けの全部入りを謳ったスマホ「ISW11F」は「カイロ」と揶揄されるほど使用中に、熱を持ってしまい、これも酷評。海外メーカーのAndroidスマートフォンと比較すると、まだまだAndroidスマートフォンにおいて他社に劣る部分が多いのが富士通の実情です。

しかし、ドコモ向けに出荷し続けている「らくらくフォン」シリーズ。簡単な操作で使いやすいという点でベストセラーになっています。

知り合いの高齢者の方も、らくらくフォンシリーズを使っているのですが、悪いという評価は聞いたことがありません。むしろ、高齢者が携帯電話に親しむのには丁度いい入門機だと言ってました。触っているのを見ると、文字が大きく、ボタンも大きめなので、操作がしやすそうでした。

らくらくフォン×Androidは相性がいいのか?

iOSやWindows Phoneと比較して、Androidスマートフォンは、画面サイズを柔軟に変えることができ、アプリの開発も制約があまりないと言っても問題はないです。ボタンのサイズも大きめに設定することも容易だし、サードパーティ製とのアクセサリーとの連携も難しくはありません。

そこで、らくらくフォンの技術を、Androidスマートフォンに搭載されると考えたら、こう思います。

  • 画面が大きいため、文字を大きく表示することができる。
  • 簡単に操作できるUIを実装しやすい。
  • サードパーティ製のアクセサリーとの連携や、クラウドとの連携がしやすい。
  • 富士通のAndroidの開発者にとっては、OSのベースがAndroidで新製品の開発が簡単。

上に書いたことは、ごく一部なのですが、高齢者の方にも、いろいろな体験を「らくらくスマートフォン」でできると考えます。AndroidOSを活かせば、富士通やドコモ以外の開発者が、「らくらくスマートフォン」向けに、高齢者にとって必要なサービスを提供しやすいと思います。例えば、自治体が「らくらくスマートフォン」を配布して、必要なお知らせをメールで送信したりしやすいなど、ITの世界を高齢者のためにうまく活かせるのではないでしょうか。

私的には、らくらくフォン×Androidは非常に相性が良いと思います。

らくらくスマートフォンはサクサク動かなければいけない

今までの富士通東芝のスマートフォンの実機を量販店で見ると、どうしてももっさり感が否めない印象です。仮に、操作がもっさりしていて、たまに電源が切れる、使いたいときに使えないスマートフォンを高齢者に渡したとしても、使いたいと思わないでしょう。理想としては、Windows PhoneのIS12Tぐらいのサクサク感があって、電源が落ちることが少ない、携帯電話として十分に使える、そんな、らくらくスマートフォンであって欲しいです。

富士通のらくらくフォンには、高齢者用の無料の電話サポートがありますが、「らくらくスマートフォン」にも同等のサービスが必要だと思います。なるべく使いやすいようにしても、わからないことがあったら気軽に聞けるような環境が必要です。

あくまでも、スマートフォンであることを忘れないで、従来型のシンプルらくらくフォンと併売していただければ、従来型の携帯電話のほうが良いという高齢者の方にも良いと思います。

あと、料金プランも、らくらくスマートフォン向けに、なるべく料金がかからないようなプランも必要だと考えます。今のドコモのパケット通信の料金プランは、あまり使わないユーザーの負担でヘビーユーザーを支えているような形で、アンフェアーですから。パケット通信をあまり使わない高齢者からヘビーユーザーの負担をさせることはいい気がしません。

スポンサーリンク