日本通信が2012年3月にも、ドコモ網を利用したLTE(Xi)のMVNOサービス開始するらしい

個人的に、一番動向が気になる企業の一つ、日本通信。2月3日の日本通信の第三四半期決算発表会のUstreamの録画配信を見ました。MVNOの先駆者として、かなり強気な印象を受けましたけども、残念ながら、虎の威を借る狐ではないかと。

さて、決算発表会での今後の個人向けサービスの内容について軽くまとめさせていただきます。

2012年3月にLTEサービスを開始

冒頭に三田社長が、LTE対応のモバイルWi-Fiルーター「b-mobile Wifi 2」という白い形状のものを見せて、軽く3月にサービスインしたいと発言。まだ、ドコモなどと詰めている段階なのか、サービスの具体的な内容には発言はありませんでした。

b-mobileブランドのルーターに関しては、三田社長曰く、「比較的小型」とのこと。「BF-01D」より一回り小さい感じでしょうか。これも、LTEサービスのサービスインと合わせて、市場に投入すると思われます。

「第三のイオンSIM」、「第四のイオンSIM」

決算発表会の中で、「第三のイオンSIM」などとの言葉が使われたのですが、SIMの販売チャネルをイオン以外にも積極的に広げていきたいらしいです。現段階で、多くの商談があるみたいです。成長イメージのグラフも「第三のイオンSIM」、「第四のイオンSIM」の成長幅が大きく、そこそこ期待できるものなのでしょうか。

それに対して、自社ブランドの「b-mobile」のSIMの成長イメージの成長幅がかなり低くて、自社ブランドの強化には、ほとんど興味がないと言って過言ではないと思います。

NTT東日本との光ポータブル挿入用SIM

NTT東日本の「光ポータブル」に挿入して使用できる「b-mobile FMC」は、三田社長曰く、NTT東日本から要請を受けて提供を始めたそうです。日本通信がフレッツ光の固定網のISPと、イオンSIMと同等品のSIMの料金をセットで、1560円。固定網のバックボーンはNTTコミュニケーションズの再販という形で提供しているそうです。

製品自慢で、「OCNのISP料金に数百円足せば、外でも使えるSIMがついてくる」と言ってました。

個人的に思うこと

本屋で、日経トレンディの最新号を立ち読みしていたときに、「イオンSIM Aプラン」(月額980円)と「b-mobile SIM U300」(月額約2300円)の速度計測の比較の記事があったのですが、結果が、イオンSIMとU300の速度が全く変わらなかったです。測定した時間は不明なのですが、測定した各地点での結果が、ほぼ変わらないのが、今の日本通信のドコモから借りた限られた帯域に、ユーザーを詰め込みすぎている現状ではないでしょうか。もちろん、帯域増強のプレスリリースを出して、改善に努めようとしているけれども、実際のサービスをまともに提供できないようでは、「第三のイオンSIM」の結果がどうなるのでしょうか。

この発表会の2日前には、NECビックローブが、ドコモ本家の規格上速度と同等で、日中だけの利用を想定したデイプラン(月額1770円)を出しているので、他社とのMVNOとしての競合も避けて通れないのも事実です。ちなみに、ビックローブもLTEに関しても、今夏にはプランを出すそうで、日本通信と競合するのも事実です。

今のところ、業績が伸びているものの、今後の成長がどうなるのか個人的に楽しみです。

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